
「プロの声優の人ってどうしてこんなに自然な声なんだろう」
と感じたことはないでしょうか。
ひとりで録っているはずなのに、まるでその場に複数の人物が存在しているようなリアリティ。
キャラクターごとにまったく違う温度や空気が伝わってくる不思議な感覚。
その理由は、声の出し方だけでは説明できません。
宅録声優ヤシロこーいちさんのアテレコのコツに加えて、伊藤タカユキさんが青山琉己をどう作り上げたのか。
この記事では、宅録という環境だからこそ生まれる表現の強さと、キャラクターを成立させるための考え方を深掘りしていきます。
宅録声優ヤシロこーいちが注目される理由とは

スタジオで大勢と掛け合いながら録るアニメ収録とは違い、宅録では基本的に一人で収録を進めていきます。
相手役の空気や、その場の勢いに自然に乗れるわけではない環境だからこそ、演者は自分で感情の流れを設計しなければいけません。
その中でヤシロこーいちさんは、ナレーション、解説、複数キャラの演じ分けまで含めて、
聞き手が迷わない形で音を整理するのがうまいんです。
単にテンションを上げる、低い声を出すといった表面的な技術ではなく、
「この場面ではどこを立たせるべきか」
「ここでは抑えて、次で爆発させるべきか」
という設計力があるからこそ、宅録でも完成度の高い表現が成立しているのだと思います。
ヤシロこーいちのアテレコのコツは“抑え方”にある

ヤシロこーいちさん自身が、ナレーションについて
“日常会話に近い状態なので、トーンは少し抑えめにしつつアクセントを出している”
と説明していた点です。
これは、宅録声優としてかなり重要な視点です。
ヤシロこーいちさんは、前半のナレーションであえて抑えめのトーンを使い、
その中で「狩猟の青山」というワードの前に間を作ることで、次に来るキャラのインパクトを際立たせていました。
つまり、強く演じる前に、あえて抑える。
この引き算の感覚が、ヤシロこーいちさんのアテレコのコツのひとつだと言えそうです。
伊藤タカユキが青山琉己のアテレコで持っていたマインド

今回の記事の大きな軸になるのが、伊藤タカユキさんが青山琉己を演じる際に持っていたマインドです。
伊藤タカユキさんは、青山琉己について、最初の場面からすでに
“優しさと力強さの二面性が表現されている”と捉えていました。
ここがすごく重要です。
前半では、青山の兄貴が持っている優しさ、面倒見のよさ、根っこの人の良さを声に含める。
そして叩き切る場面では、その奥にあるポテンシャルや圧倒的な強さを一気に出す。
つまり伊藤タカユキさんは、青山琉己を
“優しい人が本気を出した時に怖い”キャラクターとして作っていたわけです。
青山琉己の演技で見えた“優しさと強さ”の切り替え方

たとえば、美代子に向ける場面では、力を見せた直後でも柔らかく演じることを心がけていたと語っています。
これはすごく大事で、強いキャラほど、強さだけで押すと単調になりやすいんですよね。
ヤシロさん一方で、戦闘や威圧の場面では、喉を鳴らすような感覚も使いながら、
ガッと押し出すような声でポテンシャルを表現していました。
この切り替えによって、青山琉己は
「優しい兄貴」と「圧倒的な強者」の両方を成立させています。
しかも、その二面性はバラバラに存在しているわけではなく、
根っこは同じ人物のまま、場面に応じて見せる顔が変わっているように聞こえるんです。
これは演じ分けの技術としてかなり高度です。
別人格のように分けるのではなく、同じキャラクターの中にある複数の表情を、声で自然に見せていく。
伊藤タカユキさんの青山琉己は、まさにその好例だったと思います。
伊藤タカユキの青山琉己は“声の低さ”だけで作られていない

青山琉己のような大柄で強いキャラクターを演じる時、
多くの人は「とにかく低い声を出すこと」が大事だと思いがちです。
でも伊藤タカユキさんの話を聞くと、実際はそこまで単純ではないことがわかります。
印象的だったのは、
“声の高さそのものより、こもり方で低く聞かせる”という考え方です。
さらに、手を使って口腔内の形を変え、声色がブレにくい状態を作る工夫もしていたと語られていました。
つまり、青山琉己の迫力は、単に地声の低さだけで成立しているわけではなく、
身体の使い方や響かせ方まで含めて設計された音なんです。

この話は、宅録声優を目指す人にとってかなりヒントになるはずです。
声優の技術というと、どうしても才能や生まれ持った声質に注目しがちです。
宅録声優という環境は、工夫次第で大きな武器になる

今回見えてきたのは、
宅録声優は不利な環境ではなく、工夫次第でかなり自由度の高い武器になるということです。
一人で録るからこそ、自分で役を整理する力が必要になる。
一人で録るからこそ、細かな試行錯誤もできる。
一人で録るからこそ、手や体を使った独自のチューニングも可能になる。
これは、宅録声優を目指す人にとってすごく希望のある話です。
スタジオに行けないからダメ。
一人だから限界がある。
そう考えるのではなく、
宅録だからこそ磨ける技術があると考える方が、ずっと前向きです。
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