なぜなら、ナレーションは「声の良し悪し」を競うものではなく、
“物語をどう見せるか”を設計する仕事だからです。
実際、YouTube声優として40億再生規模の現場で活躍している
ヤシロこーいちさんのナレーションを見ていると、
彼は「演技」をしているのではなく、シーン全体を“演出”していることがよく分かります。
悪役はどんな空気感で登場させるのか。
視聴者の立場のキャラは、どれくらいの距離感で喋らせるのか。
驚きは、どのタイミングで、どう強調するのか。
ヤシロさんこうした設計が先にあり、声はそのための“道具”として使われているだけです。
この記事では、プロはナレーションをどう“演出”しているのか?
その具体的な考え方とテクニックを、実例ベースで分かりやすく解説していきます。
YouTube声優に求められる「声の使い分け」とは?

高い声、低い声、太い声、細い声……
そういったテクニックだけでは、ナレーションはすぐに単調になります。
ヤシロさんまず考えるのは、「このセリフは、誰の視点の言葉なのか?」ということ。
悪役なのか、被害者なのか、第三者なのか、視聴者の代弁なのか。
その立場によって、同じ文章でも声の出し方はまったく変わるはずです。
そして次に
- どんな感情で話しているのか
- どんな立場から発言しているのか
- 聞き手との距離感はどれくらいか
この3つです。
たとえば「Amazonで普通に売ってる」という一言でも、
・驚きの独り言なのか
・隣の人に話しかけているのか
・視聴者に共有しているのか
で、空気感はまるで別物になります。
つまり、プロの声の使い分けとは、
「声色を変える技術」ではなく、「視点と空気をコントロールする技術」。
ここを理解すると、ナレーションのクオリティは一段階、確実に上がります。
実例で見る「声の使い分け × 演出」のテクニック

① 転売ヤーの声 → ねっとり・いやらしい悪役感
「よし、10台ゲットだぜ」というセリフは、一見すると単なる喜びの一言に聞こえます。
でも、このキャラクターは“転売ヤー”。つまり、素直に応援される立場ではありません。
そこでヤシロこーいちさんは、
「嬉しいはずなのに、どこか胡散臭い」というニュアンスを声に混ぜています。
この一言で、「こいつは今回の悪役だ」と分からせる。
これが、演技ではなく“演出としての声の使い分け”です。
② 任天堂側 → 正義・誠実・安心感のある声

ヤシロこーいちさんは、ここを感情的に熱く演じすぎることはしません。
あくまで落ち着いていて、誠実で、信頼できる大人の声で読んでいます。
なぜなら、このキャラクターの役割は「感情を爆発させる人」ではなく、
「視聴者が安心して味方できる存在」だからです。
転売ヤーという“悪役”がはっきりしているからこそ、
それと対になる任天堂側は、正義・安心・誠実さを体現するポジションでなければならない。
このセリフは、
「この会社はちゃんと子供たちの方を向いている」
と視聴者に一瞬で理解させるための装置。
③ 一般人の声 → 視聴者に一番近い距離感

これは登場人物のセリフでありつつ、同時に、
「え、もう普通に買えるの?」という視聴者の気持ちを代弁するポジションでもあるからです。
だから声は、感情を作りすぎず、でも情報読み上げにもならない。
“視聴者の気づき”をそのまま声にしたようなトーンで設計されているのです。
④ 絶望した転売ヤー → 落差を“温度”で演出

「値段を下げても全然売れない…」というセリフは、
ただ落ち込んでいる様子を演じる場面ではありません。
ここで表現したいのは、“叫びたいほどの絶望”ではなく、“力が抜けた諦め”です。
だからヤシロこーいちさんは、テンションを下げるのではなく、
声の“温度”そのものを下げるようなトーンで読んでいます。
元気がない、ではなく、
「もう何も期待していない」感じ。
⑤ 驚きの表現「うわ、高。1万7700円」の二段階

ここでヤシロこーいちさんは、
いきなり「1万7700円」と数字を読むのではなく、
先に「うわ、高」と感情を出し、後から情報を乗せています。
ヤシロさんこれは、視聴者の感情の動きと同じ順番です。
人はまず「高っ!」と感じてから、「え、いくら?」と金額を確認しますよね。
さらに、数字を単なる情報として処理させないために、
あえて間を取り、数字を“主役”にして強調しています。
感情 → 情報、という順番にすることで、
「高すぎる」という印象が、ただの説明ではなく“体感”として伝わる。
これが、数字を印象に残すための演出テクニックです。
これは「演技」ではなく「演出設計」である

この人物は、視聴者にどう見えてほしいのか。
悪役なのか、味方なのか、被害者なのか、語り部なのか。まず“役割”を設計してから声を当てています。
ヤシロさん声は「感情」を背負っているのではなく、「役割」を背負っている。
という考え方がベストです!
今日からできる「プロっぽい声の使い分け練習法」
まず頭の中で「どう見せるか」を演出として設計し、
その設計に沿って声を出しているだけです。
だから感覚頼りにならず、
同じクオリティを何度でも再現できるのです。
| やること | 意味・ポイント |
|---|---|
| このキャラは「何の役割か?」を決める | 悪役・味方・語り部・視聴者の代弁など、物語の中でのポジションを先に決める |
| 感情ではなく「立場」と「距離感」を決める | 怒っているかどうかより、誰の立場で・誰に向かって話しているかを設計する |
| 声色ではなく「空気感」を変える | 高い声・低い声ではなく、重い・軽い・冷たい・暖かいといった“温度”や“雰囲気”を変える |
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